2023.08.31 明治薬科大学
新時代を迎えた薬学教育を見据えて
実践的なカリキュラムによる教育を展開

明治薬科大学
薬学部 薬学科(6年制) 生命創薬科学科(4年制)実践的な医療薬学教育から研究まで
幅広く網羅した薬科大学
「生命」という壮大なテーマのもとで、つねに進歩をつづける薬学。
明治薬科大学では、刻々と変化する医療環境に応えるために、薬学科(6年制)と生命創薬科学科(4年制)の2つの学科を併設し、それぞれに特色のある独自のカリキュラムを展開しています。創立121年の伝統校として薬学の歴史にその名を刻み、医療のスペシャリストを数多く輩出してきました。
薬学に対するその情熱と実績をもとに、これからの医療現場で期待される医療人の育成をめざしています。
薬学科の教育目標は、医療技術の高度化、医薬分業の進展などに伴う医薬品の安全使用といった社会的要請に応える医療の担い手としての質の高い薬剤師の養成にあります。
また、生命創薬科学科の教育目標は、生命科学と創薬化学の確かな基礎学力と研究能力を身につけ、問題提起及び解決を図ることのできる人材の育成です。
質の高い教授陣とトップクラスの研究施設を備え、充実した教育カリキュラムを展開しています。
カリキュラムポリシー
薬学科のカリキュラム・ポリシー
薬学科は、「薬剤師の社会的使命を強く自覚した薬剤師及び医療系薬学研究者の養成」、「薬物治療の責任を担える薬剤師の養成」、「医療人としてのコミュニケーション能力を備えた人材の育成」、そして「医療全体を社会的視点で思考することのできる人材の育成」を教育目標としています。教育課程は「薬学教育モデル・コアカリキュラム」「実務実習モデル・コアカリキュラム」を基に、サイエンスに基づく実学としての薬学教育・薬剤師教育により専門的知識・技能・態度が身につけられる本学独自のカリキュラムを編成しており、6年間の教育を1,2年次の基礎教育と3年次以降の4年間の専門教育に大別しています。
生命創薬科学科のカリキュラム・ポリシー
生命創薬科学科は、「生命科学分野と創薬化学分野の基礎学力」、「創薬科学に関わるために必要な医療薬学的素養」、及び「幅広い学問分野の素養」を身につけ、強い探究心と洞察力を養うに加え、論理的思考に基づく知識の応用の仕方を学び、発想力と独創性を涵養する。独創性豊かな創薬科学者及び高度な技術を有する技能者を育成することを教育目標としています。
本学独自のカリキュラムは、少人数制の行動型授業により高いコミュニケーション能力を養うとともに、多種多彩な研究体験を通して論理的思考力を伸ばせるように、生命科学や創薬研究を基盤にした連動性に優れており、将来大学院への進学を目指す学生にも対応しています。応しています。
教育環境
教育効果を高めるため、ICTを活用したマルチメディア設備を構築しています。
本学では、全学生が情報端末(ノートPC、スマートフォン、タブレット)を利用して教育を受けられる環境づくりを行っており、学内のどこでもWi-Fiに接続できます。
また、全講義室にハイブリッド授業システムを備えており、自宅や他拠点の合同授業を受講できます。
LMS 講義支援システム『MY-CAST』
MY-CASTでは授業資料の閲覧、確認テストの受験、授業コンテンツの視聴、課題提出などの機能を備えています。
授業コンテンツは自身が履修した授業を視聴でき、反復学習に活用できます。日常の復習だけでなく、定期試験時の勉強、CBT対策、国家試験対策にも活用できる重要な武器になっています。
教育研究用データベース
薬学研究用のデータ、本学の歴史資料データ、治療法・治療薬データなど、インターネットを利用して、学習に活用できます。
論文検索システム
国内外の情報検索データベースを利用し、文献を検索することができます。
また、図書館所蔵の雑誌や電子ジャーナルを横断検索するリンクリゾルバシステムを導入しています。
ポータルサイト『my-port』
学生生活において重要な情報を提供する本学ポータルサイトを『my-port』と呼んでいます。my-portは学外からもアクセスでき、休講や教室変更などの掲示情報の取得や、電子メール、履修登録や就職関連情報検索などで利用できます。
講義室設備
すべての講義室に、デジタル板書に対応したパソコン、書画カメラを設置し、その映像をプロジェクターから投影できます。
また、すべての講義室にハイブリッド授業システム、授業収録装置を備えており、自宅や他拠点で授業を受講できます。さらに全ての講義室で授業収録が行えます。
学びを支える施設・設備
緑に囲まれた広大な敷地に最先端の実習・研究施設はもちろん、学生が憩うアメニティスペースや図書館など、学生生活を満喫するための施設・設備が充実。すべての校舎に無線LANのアクセスポイントを設置し、学内のどこからでもインターネットを利用できる環境が整っています。

●総合教育研究棟フロネシス

総合教育研究棟フロネシスには、大講義室やモデル薬局などの実習施設、カフェテリアなどがあります。


●本部棟

●研修・図書・厚生棟


写真は、学生食堂のテラス席。
また総合教育研究棟フロネシスにもカフェテリアを設置。豊かな学生生活を送ることができるように配慮しています。

●薬用植物園

●明治薬科大学女子寮「せせらぎ」

規律ある共同生活を通じて協調性を養い、相互の親睦を図るとともに、社会に貢献できる人材を育成することを目的としています。
●明治薬科大学附属薬局

附属薬局に研修認定薬剤師や認定実務実習指導薬剤師などを配置して、学生の教育・研修施設として活用しています。
学科紹介
薬学科/6年制 定員360名
薬学科の教育目標は、医療技術の高度化、医薬分業の進展などに伴う医薬品の適正使用といった社会的要請に応える医療の担い手としての質の高い薬剤師の養成にあります。実践的な薬物治療学やコミュニケーション能力を育成するための充実した臨床実習を通して、様々な医療の現場で活躍し、信頼される薬剤師の養成をめざします。
7コースの独自研修プログラム
+4つの新規特別コース

●独自研修プログラム
長期実習を中心とした7コースの独自研修プログラムを5年次に用意しています。〇病院薬学コース
薬物治療から生きた臨床薬学を学ぶ「病棟業務」を中心に、約3か月間の独自の実務実習を行います。
〇地域医療コース
薬局実務実習のアドバンスド教育として薬物治療にとどまらず在宅医療・健康管理全般についてより深く学び、修得します。〇臨床開発コース
製薬企業などの臨床開発職や医療機関の臨床試験(治験)コーディネーターなどの業務を通じ、薬剤師に必要な知識・技術・態度を修得します。〇伝統医療薬学コース
現代のニーズに合わせ、伝統医療を含む幅広い医療サービスが提供できる薬剤師をめざします。〇健康薬学コース
環境衛生、食品衛生、疾病の予防、薬事行政など保健衛生分野で活躍する薬剤師をめざします。〇海外医療研修コース
カナダ・英国・タイでの実務研修によって、国際感覚のある薬剤師をめざします。●4つの新規特別コース
国家試験受験のために必要となる薬学実務実習(薬局・病院)に加え、本学独自の研修プログラムを用意しています。
5年次の長期実習により将来に向けてプラスαの実力を養うことで、薬剤師になるための知識と専門性を磨きます。7つのプログラム履修学生から選抜(50名)する特別コースです。
○先端医療コース
薬学教育モデルコア・カリキュラムに準拠した薬学実務実習に加えて本学が学術研究・教育協定を締結している大学病院や研究所で個別化医療の現場を経験し、さらに各種専門薬剤師を目指した知識や技能を習得します。
○薬学データサイエンスコース
新しい薬学教育モデルコア・カリキュラムでは、デジタル技術やビッグデータの活用方法について理解し、質の高い医療につなげる能力が求められています。本コースでは、情報科学技術を取り扱う際に必要な倫理観を含め、医療ビッグデータの適切な活用の知識や技能を深めます。
○グローバル薬剤師養成コース
医療開発の国際から対応できるように、従来の海外医療研修コース(短期留学コース)を最大限6ヶ月程度まで延長し、より高度な国際化に対応可能な薬剤師としての知識や技能を修得します。○感染症薬剤師コース
学術研究・教育協定を締結している大学病院で、薬学実務実習(薬局・病院)を修了した学生の中から感染制御に関わる薬剤師活動に関心を持つ学生に対して、さらに高度な感染制御の病院研修を行い、将来の感染制御を担う専門薬剤師を目指した知識や技能を修得します。※上記のコース以外に卒業研究などを履修する「特別研究コース」を開講します。
生命創薬科学科/4年制 定員60名
生命創薬科学科の教育目標は、生命科学と創薬化学の確かな基礎学力と研究能力を身につけ、問題提起及び解決を図ることのできる人材の育成です。
早期から大学院との連携を図った教育カリキュラムにより、生命科学と創薬にかかわる研究者、専門技術者の育成をめざします。
「薬科学総合実習・演習」の実施
3年次前期に4つの研究室をローテーションして幅広い薬学の領域から専門を見出します。
後期には1つの研究室で長期間プレ卒業研究を行い、自分が携わる研究分野を決定します。
大学院と一体化したカリキュラム体系
本学は毎年70%以上の卒業生が本学大学院に進学しています。研究者としての高度な技能を修得するため、4年次に大学院の科目を履修できる制度を用意し、大学院進学に向けた指導もきめ細かく行っています。
学部卒業後に大学院へと進み、スムーズに各人の専門性を高められる体制を整えます。また、大学院特論も選択履修でき、大学院進学後に単位として認められます。

資格取得
薬剤師国家試験
薬剤師国家試験合格の為のサポートも万全です。試験対策や個別指導、自学学習システムなど、きめ細かな指導で合格へと導きます。
薬学科第12期生が受験した第108回薬剤師国家試験では、新卒受験者285名中264名合格、合格率92.63%を達成しました。
●取得可能資格
○薬学科/6年制・薬剤師国家試験受験資格
・毒物劇物取扱責任者など
○生命創薬科学科/4年制
・臨床検査技師国家試験受験資格(臨床検査
関連科目の単位を修得した者)
・毒物劇物取扱責任者など
第107回 薬剤師国家試験
ストレート合格率「全国私大第1位」
1年次から6年次まで続く本学の高い教育力により学修のサポートをしています。国家試験対策講義やオリジナルの国家試験解説書なども配布しています。
※文部科学省 薬学部における修学状況等「2022(令和4)年度調査結果」より本学調べ

他の追随を許さない 抜群の就職実績
1年次から体験学習や実習を通して将来を見据えたキャリアを形成します。
入学直後の1年次4月には、進路就職ガイダンスを開始。各年次で計画的なイベントを開催するなど、学生それぞれが結果を残すキャリア支援を行っています。
キャリアガイダンスや企業及び薬局の合同セミナーなどの就職支援プログラムや教職員・卒業生の親身な支援で一人ひとりの夢をしっかりサポートしています。


●キャリア支援課
求人企業の開拓や最新の企業情報・採用情報を収集、採用試験の注意事項など、就職活動全般について適切なアドバイスを心がけています。
進路・就職相談は予約不要。年間を通じで随時受け付けています。就職に強い「明治薬科大学」という評価・実績は、就職イベントへの学生の積極的な参加にもよるものです。
学生生活
サークル活動
委員会、サークル、同好会があり、それぞれ特色のある活動を行っています。
年に1度、優秀な団体や個人を表彰しています。
●委員会
自治委員会
生協学生委員会
地域学生連携委員会
明薬祭実行委員会
●サークル 運動部門会
合気道部 空手部 競技スキー部 剣道部 硬式テニス部 サッカー部 水泳部 卓球部 軟式テニス部 バスケットボール部 バドミントン部 バレーボール部 Pump Upperes(軟式野球部) フットサル部 野球部 ヨット部 陸上競技部


●サークル 文化部門会
アニメーション研究部 裏千家茶道部 演劇部 音ゲー部 表千家茶道部 管弦楽部 クラシックギター部 軽音楽部 サバイバルゲーム部 ストリートダンス部 スプラトゥーン部箏曲部 ディズニー部 天体観測部 ビリヤード部 明治薬科大学合唱団

●サークル 学術部門会
漢方部 生理解剖部 Chaid 分析化学部 薬局経営研究部 μstream

●同好会
写真同好会 競技麻雀同好会
2024年度 入学者選抜試験概要

●地域枠入試制度(新設)
卒業後に出願時住所または卒業した高等学校の所在県に9年間薬剤師として勤続することを条件として、授業料相当額を奨学金として6年間全額支給(毎年134万円/年×6年間)する制度で、6年間の授業料相当額の振り込みが不要になります。(対象県 : 秋田、山形、茨城、福井、山梨、長野、奈良、鳥取、島根、高知、佐賀、大分、鹿児島、沖縄)本学独自の奨学金
○入学特待生A
一般入試B方式前期・推薦入学者特待生選抜試験の成績上位者。薬学科10名、生命創薬科学科3名の3年間(注)授業料全額を免除。
○入学特待生B
上記に次ぐ成績上位者。薬学科10名、生命創薬科学科3名の2年間(注)の授業料全額を免除。
○入学特待生C
上記に次ぐ成績上位者。薬学科10名、生命創薬科学科3名の初年度授業料全額を免除。
(注)入学特待生AおよびBは、1年ごとの継続審査を実施。
全方式出願時の受験料割引について
次の全方式により計7学科に同時出願した場合、通常では147,000円となる受験料を95,000円とします。
A方式・B方式前期・B方式後期(以上両学科)、C方式(薬学科または生命創薬科学科のどちらか一方)
○めざせ明薬・予約型奨学金 [給付]
入学試験の出願前に申請を受付け、奨学金採用候補者(薬学科70名以下、生命創薬科学科15名以下)を決定。
候補者が本学の指定する入学試験に合格し入学後に手続きを行うことで奨学生に採用され、奨学金(100万円)を給付。
※詳細は、ホームページをご覧ください。
問合せ先・連絡先 アクセス
〒204-8588
東京都清瀬市野塩2-522-1
明治薬科大学 学生支援部 入試課
TEL.042-495-5061
●ホームページ
https://www.my-pharm.ac.jp/●アクセス
西武池袋線「秋津」駅下車(徒歩約12分)JR武蔵野線「新秋津」駅下車(徒歩約17分)
