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 公務員のスケジュール

公務員の採用スケジュール

国家1種の採用スケジュール 4年次
4月上旬 国家1種受付開始

4月下旬 国家1種1次試験開始

5月中旬 国家1種2次試験開始

6月中旬 国家1種官庁訪問開始


国家2種の採用スケジュール

4月中旬 国家2種受付開始

国家2種 1次試験開始

国家2種 官庁訪問、2次試験開始


地方(1類)の採用スケジュール

4月上旬 地方(1類)(東京都職員の場合)受付開始

5月上旬 地方(1類)1次試験開始

6月下旬 地方1類2次試験開始

7月下旬 地方1類内定


公務員の採用環境


 行政関連の人は、「民間が好景気の時代は、優秀な人材が民間に流れ、逆に不景気な時代には優秀な人が公務員に入ってくる」という。学生も経済の流れを読んで活動していることがうかがえる。そして、バブル崩壊の後、空白の10年といわれる時代は公務員人気の時代だったかもしれない。バブル期に公務員給与のアップが決められ、それが守られてきた結果、民間よりも給与水準は高くなった。それが公務員人気を支えている要因の一つかもしれない。

 最近の日本経済の高まりにより銀行やメーカーなどに採用意欲が出てきた。学生の流れが民間に傾く可能性が出てきたわけだ。多少でもライバルが減少すれば公務員に登用されるチャンスは拡大する。そして、行政の立場から、医薬、薬事行政に携わっていくこともできる。

 さて、公務員にはそれぞれ採用試験でもある公務員試験に合格しなければならない。その試験の種類によって公務員としてのキャリアの違いが出てくる。

 「公務員になりたい」だけではなく、「公務員になって何ができるか」も考えておきたい。

国家公務員(1種・2種)

 国家公務員の中でもキャリアと呼ばれるのが、1種試験に合格して採用され中央官庁の幹部候補生として働く人たち。3年ごとに様々な職場を経験し、行政に携わっていく。厚生労働省の人に話を聞くと「1年目は仕事を覚え、2年目に仕事ができるようになり、3年目に仕事が熟知できるようになります。3年経つと、次の職場でまた新しい仕事を覚えるわけです。許認可権がありますから、大手の製薬会社の社長さんも挨拶にこられます。会社の中でも、なかなか会えない方と話ができますから、公務員は刺激的な職場でもあります」という。

 採用までの流れは、人事院が行う国家公務員採用試験に合格することが第一ステップ。1次試験合格者は2次試験に進み(国家公務員1種は筆記試験と人物試験〈面接〉がある)、合格者が発表される。合格者は、採用候補者名簿に得点順で記載され、各省庁に伝えられる。

 国家公務員1種の場合、最終合格者発表の翌日から官庁訪問が認められ、2種の場合は、1次試験の合格後から官庁訪問が認められる。官庁訪問は各省庁の仕事が自分にあったものかなどを見つけることを目的としているが、入省したい官庁に対しては自己アピールの場でもある。その後、採用の発表があり、公務員の道を進むことになる。

省庁外の仕事

 国家公務員の仕事は省庁内にとどまらない。医薬関係で言えば、独立行政法人医薬品医療機器総合機構などに出向することもある。研究開発や臨床開発・治験の相談を製薬会社から受ける仕事などがある。3年以上にわたって省庁の業務を離れると公務員の身分を失うようで3年以上の出向はないという。

 活動の舞台は国内にとどまらない。WHOやOECDなどの国際機関で働くことも珍しくない。案外知られていないが、公務員の仕事は興味深いものがある。
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