医療系総合大学「帝京大学」は理想の薬学教育を 創造し続けています。
病院が新しくなったとお聞きしていますが…
帝京大学薬学部の強みの一つは、医療系総合大学の中にある薬学部であることでしょう。学内に医学部、医療技術学部を含めた3学部があり、病院スタッフなど医療スタッフと触れ合うことで、医療人としての視野を養うことができます。
医療系総合大学の環境づくりは確実に進んでいます。その中心となる板橋キャンパスでは、医学部附属病院が「医療に関する教育病院」として生まれ変わりました。板橋キャンパスに2012年完成予定の新校舎は、この病院などと廊下で結ばれる計画です。医療系各学部の教員、病院の薬剤師・医師などが教員として薬学教育に参画する、まさに「医療系総合大学」が実現しようとしています。
新病院の完成により、専門薬剤師養成も可能になりました。薬学を学ぶ者にとって理想的な教育環境が生れつつあると言っていいでしょう。
新校舎には、臨床現場に近い環境を整えた「薬学部多目的実習室」を設置し、充実した臨床研修を目指します。
実務実習への取り組みを教えてください
医学部附属病院では、薬学部の教授が薬剤部長を兼任しています。そのため、学生の実務実習が受入れやすい環境にあるのです。帝京大学薬学部の大きな特色は薬学部の全教授が実務実習に積極的に関わっていることでしょう。実務実習には実務系の教員だけではなく、基礎分野の教員も関わります。基礎薬学の立場から臨床の問題点を協力して解決するなどそれぞれの専門を活かしていきます。
また医学部附属病院の指導教員(薬剤師)は後輩を育てようという強い意欲をもっています。薬剤師全員の底力を上げたい、若い人を育てよう、という熱意があります。臨床現場で活躍する先輩薬剤師や医療現場の息吹に触れることができる豊かな教育環境が本学薬学部の特徴です。
しかし医学部附属病院だけでは学生全員の実務実習を行うことができません。そのため板橋中央総合病院グループや上尾中央総合病院グループなどの病院と連携して実習施設を確保しました。
帝京大学薬学部の教育目標を教えてください
私たちは、臨床現場における問題解決能力が高く、医療チームの中で信頼される薬剤師を育てることを目標にしています。その目標を達成するために、実務実習の指導者が一堂に会してどのような教育を展開するか検討しようとしています。
学生に実習先について聞くと「いい病院で教育してもらえる」、「実習先が近い」などの声を聞くことができ、概ね好評のようですね。
しかし、学生には優れた能力をもつ人がいる一方で学力不足の学生もいます。私たちは、そのようなの学生を切り捨てることはしたくありません。薬剤師として社会で活躍できるように育て、現場で信頼される薬剤師、仕事が任せられる薬剤師に育てていくことが目標です。もちろん、専門薬剤師など高度な知識を身につけたいという意欲ある学生のニーズにも応えていきます。
そのような教育のベースになるのがPBL(Problem-based Learning)や卒業研究のための研究室配属です。小グループの中で学び、発言することで自ら学ぶ力を養います。自ら学ぶということは、「自ら道を見つける」という帝京大学の理念にもつながります。配属先の研究室では新しいものの発見、新しい考え方などの道すじを学びます。
中には薬学を学ぶうちに、創薬研究など薬剤師以外の職業に興味をもつ学生がでてくるでしょう。6年制薬学部の出身者は、薬剤師の能力を活かす様々な進路が選択できます。学生がこんなことをしたいという目標(道)を見つけたら、本人の意欲や将来性を重視して支援します。
また薬局などで地域医療を目指す学生に対しては、地域で活躍する薬剤師が担当する実践的な講義科目(5年次)が役に立つでしょう。
帝京大学では、私たちが考える理想的な薬学教育が実現しようとしています。
平成24年度 板橋キャンパス完成予定図
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