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TOPICS 2008年度入試結果を振り返って

編集部では、国公私立の薬科大学と薬学部にアンケート調査を毎年行っております。
「大学全入時代」となり、少子化の影響による大学への入学者数の定員割れが深刻な状況となっています。
 2003年度からの薬科大学・薬学部の新設ラッシュで今年度までに28大学が誕生し、合計で74大学となり、薬学部6年制もスタートして3年目を迎えました。今年度の薬系大学・学部の定員充足率は0.98となり、1.0を下回る、いわゆる"定員割れ"は昨年の12大学から今年は22大学と約3割に達しています。その一方で定員の1割以上もオーバーした大学は20大学となりました。地域的に見ると定員割れが目立つのが東北と千葉県、中国、四国で、反対に超過は、東京、関西という状況でした。
 薬学教育修業年限6年制と4年制の導入により、将来の薬剤師の需給予測やより質の高い薬剤師の養成といった観点から、今後の学生定員対策について、各大学における学生定員の設定は、教育の質の確保と充実を目的としたものでなければならず、その意味から薬学教育内容や指導体制の一層の充実を図るためにも、今までどおりに各大学において入学定員と入学者数が等しくなるよう極力努めることが絶対的な条件となる事でしょう。
また、6年制と4年制を一括入学させる一部の大学においては、2年次以降実際に分割する際それぞれの定員を遵守することは言うまでもないことです。