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TOPICS 関東地区の薬学部入試

○病院を持たない薬学部も見直されている?
 昨年までの薬学部入試は医学部(病院)を併設する薬学部に人気が集まっていました。2011年度入試では、東京理科大学や神戸薬科大学、昭和薬科大学など臨床環境を持たない大学も志願者増加の傾向があるようです。プラスに転じた要因はまだ分かりません。しかし、これから約10年ほど志願者が減少しない踊り場のような時期が続きます。18歳人口減少に歯止めがかかったことが多少影響を与えているのでしょうか。

 医学部を併設する大学は人気が高いようです。関東圏では北里大学や昭和大学、東邦大学です。2月12日に行われた薬学教育協議会フォーラム(実務実習について)。学生から「大学で学んだ事前実習が役立たなかった」、「大学で教えていることが古すぎる」という指摘がありました。臨床環境をもつ大学は、臨床で活動している薬剤師さんが現場の情報をそのまま持ち込んで事前実習します。さらに実務実習も学内の病院で受ける機会に恵まれ「オール○○大学」での教育が可能になります。薬学の単科大学の中には、医学部と提携を結んで環境整備を進める大学もあります。

○薬学部の志願状況
 下記URLは偏差値と志願者数をビジュアル可したものです。ここで紹介する4大学(薬学部)の入試は大きな変化をみせません(2011年の偏差値は推定)。近畿大学や福岡大学も同様の傾向で、人気校に見られる挙動です。薬学部人気が下降傾向にあっても、人気が衰えない大学です。

 各大学の2011年入試の志願状況がだんだん判明してきました。
 相変わらず志願者減少を続ける薬学部もありますが、志願者が増加に転じ始めた大学があります。たとえば北海道医療大学、星薬科大学、昭和薬科大学、名城大学、金城学院大学、摂南大学、神戸薬科大学など複数の薬学部です。昭和薬科大学はセンター利用の志願者が大きく伸びました。
 また国立大学の志願状況も良好のようです。正式な志願者データが入手できましたら改めて資料を作成します。
http://yakkei.com/yakkeisingaku/koku2011.pdf


http://yakkei.com/yakkeisingaku/ankei2011.pdf