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合格体験記 長崎大学薬学部に合格

私は高校生の時から再生医療や安楽死などの医療に関する分野に強い興味を持っていました。生物の授業でES細胞やiPS細胞について学んだときには、強い衝撃を受けるとともに、面白いと感じたことをよく覚えています。こういった興味関心から、医療に携わりたい、人の身体の中で薬がどのように、そしてなぜ作用するのかを専門的に学びたいと思い、薬学部を志望しました。
 私は高校で3年間吹奏楽部に所属し、何よりも部活を優先させるほど打ち込んでいました。そのため勉強には時間が割けず、定期テストで赤点をとることも少なくはありませんでした。
 そんな私の転機になったのは、3年の4月から6月にかけての休校期間でした。突然の休校措置にはじめは戸惑いましたが、この期間中にあらゆる科目の基礎を固めようと決意し、毎日机に向かいました。苦手な科目はまず基礎に立ち返ってみることがおすすめです。今まで自分には出来ないと思い込んでいた数学や化学が少しずつ分かるようになっていくのは、とても楽しかったです。
 受験勉強に向かい続けるコツはいくつかあると思いますが、私の場合は「楽しい」という感情がその一つだったと思います。また、自分の力だけではなく、1年を通して家族や友達、学校や塾の先生など多くの人に支えてもらったことは大きかったです。
 受験勉強の工夫として、自分が何を何時間勉強したかを、携帯のアプリなどを用いて記録していました。これによって自分を客観的に評価することができ、各科目の時間配分を考えるのに役立ちました。また、モチベーションの向上にも繋がったと思います。
 長崎大学を志望校に決定したのは7月のことです。長崎大学の科目配点が自分に合っていたことや、離島での医療実習が魅力的だったことが決め手になりました。地域に根ざしたチーム医療の一員として必要な技能や知識を学びたいと思ったからです。
 今、長崎大学に入学して本当に良かったと思っています。授業の一環として、現役の病院薬剤師の方や研究者の方、アメリカの教授の方に講義して頂くという機会もあり、薬剤師の業務について具体的に知り、自分の将来をより明確化することができました。
 高校生の頃は漠然と病院薬剤師として活躍したいと思っていましたが、大学入学後、薬剤師にも様々な選択肢があることを知りました。薬局で地域の人々の健康をサポートしたり、ある分野に精通した専門薬剤師となってチーム医療に取り組んだり、様々な方法で社会に貢献できることが薬剤師という仕事の魅力の一つだと思います。
 将来どのような仕事についても周りや患者さんに信頼される薬剤師として働くため、大学でどの講義も丁寧に学ぶよう心がけています。高校生の皆さんも頑張ってください。

Mさん(滋賀県立膳所高等学校出身)
合格大学 長崎大学 薬学部 薬学科