ユニークな薬学教育

2021.07.12 薬学教育の教育改革

6年制学科の卒業生が第10期生に達し、その過程の中で薬学教育の見直しがされました。それが反映されたのが新コアカリです。
 医療技術の進展や法改正により教育内容と医療の現状が合わなくなったのです。講義と実務実習を連携させて教育効果を高める必要もありました。そこで2015年から課題を吸収した新しいモデル・コアカリキュラム(新コア・カリ)が導入されたのです。
新コア・カリの変更点
○教育的到達目標を現状に合わせる。
○臨床現場の実情に合わせた実務実習にする。
○必修講義(単位)数を減らし、各大学の独自性を尊重 する。

学習領域を7項目に整理
 新コア・カリは「薬剤師に求められる基本的資質」を達成するために、学習領域を7項目にまとめられています。
○基本事項 ○薬学と社会 ○薬学基礎 ○衛生薬学
○医療薬学 ○薬学臨床 ○薬学研究
 注目されるのが「薬学臨床」と「薬学研究」です。
 新コア・カリでは、薬学臨床の弊害をなくしました。またWHOは「研究活動」を優れた薬剤師に必要と推奨しており、新コア・カリにも「薬学研究」として取り入れました。
 新コア・カリに関する詳細は、WEB薬系進学をご覧ください。

 4年制+大学院の教育でも弊害が生じていました。
 3年次から研究活動を行なっても、大学院修士課程の1年目に就職活動があり研究期間が確保できないのです。そこで大阪大学薬学部では「新全6年制」ということ新しい教育システムを導入しました。
 同様に金沢大学や京都大学でも教育改革が進められています。



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