調剤薬局

2021.07.12 保険薬局の薬剤師

保険薬局=調剤薬局です。

●調剤薬局の薬剤師
 病院が発行した処方せんに応じた調剤や服薬指導・相談に応じます。複数の病院からお薬が出て重複していたり、副作用・相互作用が心配されるケースもあります。患者さんを薬害から守る最後の砦といえる存在です。
 今後高齢化が一層進み、社会全体でケアする「地域包括ケアシステム」や「セルフメディケーション税制」などが導入されました。地域包括ケアシステムとは、地域のチーム医療という機能を持っています。地域の医療専門職が、それぞれの専門性を活かして患者さんの治療に参加します。
 薬剤師は、「かかりつけ薬剤師」「在宅チーム」への参加などに取り組んでいます。
 今後、調剤薬局の薬剤師の業務は拡大していきます。改正医薬品医療機器等法案(薬機法)により、服薬指導の継続や「特定機能を備える薬局の認定」などが進められることになりました。
 その一つ、都道府県知事が認定する地域連携薬局は、他の医療機関(病院・診療所)と連携して対応する薬局です。
 また専門医療機関連携薬局は、がんなどの特定領域で専門的な薬学管理を医療提供施設と連携して実施します。地域の患者を支える医療施設となり、薬剤師の活躍が期待できます。


○調剤業務の流れ
①処方せんに記載された医薬品の副作用、相互作用の有無を確認する。
②処方せんを確認しながら薬をピッキング。相互作用などのチェックをする。
 患者の求めで、複数のお薬を1回分づつ袋にまとめる作業(一包化)も行う。
③投薬(患者に薬を渡す)前に他の薬剤師が処方監査。調剤過誤がないか確認する。
④投薬担当の薬剤師が注意点を説明する。食事や生活などの会話の中から副作用、相互作用をチェック。
⑤患者さんの相談内容から副作用が心配されれば、情報を把握して医師に連絡。
 相互作用や重複投与などは、医師に疑義照会しなければならない。
⑥患者さんが持参する「お薬手帳」に、薬や患者さんの情報を記載する。