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2021.09.25 やっぱり、医療関係者はすごい

脳血管疾患の死亡率は、50歳代から急上昇するようです。しかし30代から発症の可能性があり、要介護になりやすい病気です。
 薬系進学を支えてもらうカメラマンは3名。薬系進学で取材するとき必ず同行してもらっています。その中の一人(Eさん)は、毎年、夏の高校野球の取材を行っていました。かつて新聞社発行の写真グラフに掲載する写真取材を担当し、冊子が休刊になっても取材を続けてきました。
 たまたま8月上旬にMLBで活躍する大谷さんのことが話題になりました。
 Eさんは「大谷くんには、高校1年の時に話を聞き、その応対や態度などがしっかりしていて、いい奴だと感じていました。高2の時には、取材している私を見つけて大谷くんが走り寄って挨拶してくれました。短い時間でしたが話ができました。本当にいい奴なんですよ」と懐かしそうに話していました。
 「智弁」同士の決勝になった「第103回全国高校野球選手権大会」。8月29日の試合を取材中にEさんがくも膜下出血で倒れてしまいました。発見時には心肺停止の状況でしたが、甲子園球場に詰めた医師の手当て、さらに甲子園球場近くの大学病院での緊急手術などで命をつなぐことができました。現在は、ICUから一般病床(HCU?)に移ったと言いますが、まだ厳しい状況が続いています。身近な人にこのようなことが生じたことは、本当に驚きです。
 また薬系進学の取材に協力してもらえるように回復を願っています。命をつないでくれた医療関係者の皆さんに感謝です。
 薬学部進学を目指す皆さん。頑張って薬学部入試に合格。患者さんの治療に貢献できる医療人になってください。