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京都薬科大学

科学力を基盤にした本学独自の薬学教育を展開し、
創薬・医療・健康促進・予防医学などにつながる将来を実現。

京都薬科大学
 本学では、薬、さらには薬と人を中心とした疾病の予防・治療を担う人材の育成を目指し、薬学教育、さらにこの教育を推し進めるための研究を展開しています。本学で学び、修得した「知識・技能・態度、そして思考」は単に医療界だけに通じるものではなく、社会の広い領域で活かすことが可能です。病院、薬局、企業、行政、大学を含む社会の広い領域で活躍し、社会を動かす人材を育成すること、これが本学の教育・研究の目標です。
卒業者進路分布(2020年3月卒業生)
学部総数(349名)
2020年3月卒業生就職率 : 98.2%
就職実績
※企業系就職先の内訳
就職実績

高い薬剤師国家試験合格率と幅広い進路

■本学では、国家試験を単なる資格試験ではなく「薬学総合試験」と捉え、これまでに学んだ知識を定着させ、6年間の学びの総まとめを行うことで、毎年300名以上の合格者を出し、高い合格率を誇ります。(薬剤師国家試験結果参照) ■病院や薬局に就職するイメージを持つ人が多い薬学部。でも本学は企業に進む人も多く、医療系、産業系、行政系など様々な進路を目指すことが可能です。(進路決定分布図参照)

薬剤師国家試験結果
第105回薬剤師国家試験合格率

 総数:87.93%〈全国第2位の合格率〉
 新卒:91.69%〈全国第11位の合格率〉
     本格合格率 全国平均
第105回  91.69%  84.78%
第104回  94.32%  85.50%
第103回  89.56%  84.87%
第102回  91.67%  85.06%

薬学共用試験の合格率100%へ導くCBT・OSCE対策をカリキュラムに導入

 「薬学共用試験」とは実務実習に行くために必要な知識・技能・態度が備わっているかどうかを評価する試験で、4年次に実施されます。
 これに備えて、本学では評価対象となる薬学知識、技能・態度を身につける演習形式や実習形式の科目をカリキュラムに組み込んでおり、共用試験に対応しています。
※CBT:コンピュータを用いた多肢選択形式の試験
※OSCE:技能や態度を評価する客観的臨床能力試験

実務実習受入れ施設は500以上。
地元で学べる「ふるさと実習」も推進。

 本学では、将来地元の発展に寄与してもらいたいとの思いを込め、生まれ育った土地で学べる「ふるさと実習」を推進しています。
 そこで安心して実習を受けてもらえるよう、地元で活躍している先輩の協力を得て、独自の訪問指導体制を構築しました。
 また実習受入れ施設も500以上あり、充実した実務実習を通じて、現場対応力を高めることができます。
  • 実務実習

    実務実習

  • 3年次後期から始める研究で実践力を強化

    充実の研究期間により薬剤師のリサーチマインドを習得。
     3年次後期という早い段階から全学生がいずれかの分野等(研究室)に所属します。5年次からは「探求薬学コース」と「実践薬学コース」のいずれかのコースに分かれ、自分の興味・関心、そして自分が思い描く将来像と照らし合わせた学習・研究スタイルを決定します。
     研究活動を通じ、実験の手法はもちろん、課題及び問題発見能力・問題解決能力・コミュニケーション能力を培っていきます。
  • 研究

    研究

  • 卒業後、多彩なフィールドで活躍するために、
    学生の希望を実現する進路支援システム。

     本学には130年の歴史の中で築いた伝統と実績があります。その歴史の中で、病院・薬局に限らず企業、研究機関、行政、教育研究など幅広い分野に人材を多数輩出してきました。
     それらの就職実績は、一人ひとりの状況に合わせた個別指導や多彩なプログラムにより築かれたもの。幅広い活躍フィールドを学べる機会を早期から設けて学生個々のビジョン確立の動機づけにつなげ、薬剤師職をはじめ、企業や公務員など、それぞれの夢の実現に向けた様々な支援を実現し、伝統を継承しています。

    ●学内合同説明会
     企業や病院・薬局等、約200社・施設以上を3日間に分けて招き、説明会を実施しています。

    ●個別面談
     進路支援課にて、国家資格キャリアコンサルタントを有する職員らがいつでも相談に応じています。

    ●6年間の進路支援の仕組み
     1~6年次までを「自分を知る」「未来の自分に役立つ経験を積む」「チカラをつける」と段階的なステージに区分し、各段階のレベルやニーズに応じた「キャリア支援プログラム」を行っています。

    ●自分を知るプログラムの提供
     多種多様な業界で活躍されているOB・OGの方々の話を聞く機会を早期から多く設け、自身の将来像を明確にイメージできることを目指します。自己理解や職業観に関する気づきを深めて自分の適性を見極め、将来の進路を主体的に考える力を養います。

    ●希望進路を掴み取る経験とチカラの獲得
     薬学生の進路決定に必要な知識やスキルを身につけることを目的として、多様な実践的支援プログラムを提供します。
    また、インターンシッププログラムの提供、エントリーシートの書き方指導、面接指導など、希望進路を掴み取るためにあらゆる支援を行います。
  • 学内合同説明会

    学内合同説明会

  • 高い薬剤師国家試験合格率と幅広い進路

    ■本学では、国家試験を単なる資格試験ではなく「薬学総合試験」と捉え、これまでに学んだ知識を定着させ、6年間の学びの総まとめを行うことで、毎年300名以上の合格者を出し、高い合格率を誇ります。(薬剤師国家試験結果参照)
    ■病院や薬局に就職するイメージを持つ人が多い薬学部。でも本学は企業に進む人も多く、医療系、産業系、行政系など様々な進路を目指すことが可能です。(進路決定分布図参照)

    大学院

    【薬学専攻博士課程】
    本専攻は 6 年制学部を基礎とする博士課程であり、薬学の様々な学術分野における高度な専門的学識と独創的な研究能力を有した基礎及び臨床薬学研究者並びに臨床薬剤師の養成を目的としています。また、医薬品開発全般を統括できる人材の養成や専門薬剤師の育成も支援します。

    【薬科学専攻博士前期・後期課程】
    本専攻は、4 年制学部を基礎とする 2 年制博士前期課程と 3 年制博士後期課程から成り、創薬科学あるいは生命科学などの基盤的学術分野における高度な研究能力を有する薬科学研究者の養成を目的としています。また、医薬品開発全般を統括できる人材の育成も支援します。

    グローバル人材の育成

    ◆英語による卒業論文発表会の実施
     2013年度から卒業論文発表会のポスター作成・発表・質疑応答を全て英語で実施しています。国際学術交流協定締結大学の教員や学生を招き、発表内容について活発な意見交換・質問が繰り広げられます。

    ◆クリニカル・リサーチ・マネジメントプログラム
     本プログラムの講義は、医薬品開発業務受託機関(CRO)に勤める外国人講師により全て英語で行われ、医薬品開発に関する講義・演習を行います。

    ◆ドイツ フライブルグ大学 サマープログラム
     語学(ドイツ語コース・英語コース)の授業、ドイツ文化や歴史・地域に関するセミナーを受講します。フライブルグ大学付属病院薬剤部・市内薬局・薬学部研究室の見学ツアーも用意されています。期間中は大学の寮に宿泊します。

    ◆アメリカ MCPHS大学 サマープログラム
     薬学英語、薬化学の基礎や日米の薬剤師業務の違い等、薬学に関する授業を英語で受講します。また、ボストンの世界有数の病院や地域の薬局、研究室等を見学することができます。期間中は大学の寮に宿泊します。
    ◆ドイツ薬局研修
     ドイツのロッテンブルク市にあるセントラル薬局において研修を行います。
     処方せん業務、OTC医薬品の相談販売、調剤業務、テュービンゲン大学薬学部訪問などを実施します。

    京都薬科大学奨学金制度

     本学独自の奨学金制度として、給付・貸与型奨学金が設けられています。
     給付型奨学金は返済の必要がない奨学金です。貸与型奨学金は卒業後返還となる奨学金です。
    授業料免除制度について
     本学では、学内奨学金制度に加え、経済的理由により授業料の納付が困難であり、かつ、学業成績又は研究業績等が優秀な学生について、当該年度に納付すべき授業料(前期又は後期の授業料のどちらか)を免除する制度を設けております。

    ●連絡先

    〒607-8414
    京都府京都市山科区御陵中内町5
    京都薬科大学 入試課
    TEL.075-595-4678
    E-mail : kpu-koho@mb.kyoto-phu.ac.jp
    ホームページ